ひとりごと

誰かに自分の話をするのが苦手です

#マンセム 8.16 DAY.4

ASR RECORDS×remi pre!

THE MAN IS ANTHEM

 

2018.08.16 DAY.4

 

出演

カトキット

百長

ALL ITEM 10 TIMES

あの娘はウォンバット

AOI MOMENT

 

4日目に出演する5組を紹介するぜ!

 

 

カトキット


快感音楽 / カトキット MV

私のブログ、最新のMV載せなさすぎ問題。

カトキットがライブで快感音楽をすると、ステージで踊るあっけさんを見てニコニコしてしまうけれど、歌詞には心臓を抉り取られそうになるし、感情がばたつく。

ボーカルのあっけさんは黒髪ショートで、小柄で華奢で、抱きしめたら壊れてしまいそうなの。わたしが鋼鉄ジーグでなくてよかった、あっけさんが真っ二つになるところだった。(わからない人は「ジーグブリーカー」で検索してね)

そんな、繊細そうに見えるあっけさんですが、ステージに立っているときは無敵なのだ。

大船ですよあっけさん。小柄でも大船ですわ。カトキットの音楽に全幅の信頼を寄せて乗れるわけですね。

こばやんさんが首をブンブン振って激しくドコドコドラムを叩いている姿も、ジャパ兄がセクシーフェイスでふわふわ舞いながらベースを弾く姿も、全てを信頼しているのです。

ライブを見る上で、信頼、安心感というのはとても大きい。

この日は安心信頼のカトキットにトップでかましてもらいます。

 

 

百長


百長 - グラスビール【MUSIC VIDEO】

名古屋から来阪、クセがクセになる、聴けば聴くほど味が出る、百長こそスルメバンドだ。ビールにも合う。

夜を歌うバンドはたくさんいるが、わたしの中では百長が一番に思い浮かぶ。

ボーカルみどりくんの歌声・歌詞が絶妙。

「しっちゃか」と言う曲があるのですが、私から3パターン音源を持っているのです。

ツアー行った特典でもらったり、ライブ音源だったり、音源化されたものを買ったりで3パターン。

これまた全然違うアレンジになっていてとても面白い。

百長のライブ自体とても久しぶりなので、もしかしたらまたアレンジ変わってるんじゃないかなとかワクワクしている。

同じバンドのライブに何度も通ってしまうのは、五感で音楽を感じるところと、同じ曲なのに違うアレンジが聴けたり、何度も行かんとわかれん魅力があるからだろうな。

ボーカルの方、大森貴太さん。衣装が全身みどり色なので みどりくんと呼ばれている。パンツも靴下もみどり色。わたしも好きな色は緑色ですが、彼にはまだまだ勝てそうもありません。

 

 

ALL ITEM 10 TIMES


鳥籠と楽園 / ALL ITEM 10 TIMES

もおお〜〜〜〜〜!さめな〜〜〜〜〜〜あい〜〜〜〜〜!!

皆さんこのバンドをご存知か。

泣きメロにエモ歌が乗り、涙腺を刺激し尽くしてくるこのバンドを。

通称オルテン、テンムス。

メンバーは、ヒゲおじさん・ゆるキャラ・イケメン・大酒飲み・極薄亭ゴム太郎師匠の5人。

見た目の統一性もなければ、全員が酒好き、やってる音楽とのギャップがすげえ。

ボーカルのヒゲおじさんは、memento森のフロントマンを務める宮地くん。

初めてオルテンを見たときには「宮地くんがギター弾きながら歌ってる…」と驚いた。

出逢ってからメンバーも変わっているが、変わらず泣ける曲をやっている。爆音で涙腺も鼓膜も崩壊。

ほんと危ないので耳栓とかする人は必須ですが、わたしいつもオルテン見てる途中で耳栓外してしまうの。ライブ終わったときのキーンが心地よく思ったりするよね、危ないけど。

オルテンの公式ツイッターは、「今日は何の日BOT」と化していますが、ライブ情報もしっかり確認できます。

あとHPも面白い仕掛け(というかしょうもないところに手をかけすぎている・愛)があるので是非余すところなく楽しんで頂きたい。

 

 

あの娘はウォンバット


あの娘はウォンバット 『定期的カーニバル』MV

またMV古いやつ載せてるやん。懲りないな、れみ。

オルタナティブサイケデリッククレイジーポップミュージックをかます4人組。

Gt.Vo.むらち♀、Ba.Vo.まさかりかついだけんたろー♂、Gt.おばんどー♀、Dr.ユタカムラカミの男女4人組。

わたしは全員狂っていると思っている。(褒め言葉)

音源を聴いてもなんとなく察する部分はあると思います、振り切れてるやつのやる音楽だなあと。

しかし、ライブは桁違い。ゲージが振り切れてると言うより、彼らには元々いろんなものを数値化するゲージなんてないんだろうと。

まさかりくんのクセの強さ、変態み溢るるおばんどーのギター、前3人に劣らずトリッキーなドラムをぶち込んでくるユタカくん、その中でニコニコ歌を歌っているむらち。全員キレッキレ。振り切れてるって美しい。

ヤバイやつらの集まりだと思ってるけど、物販は安心して見てもらえます。グッズ可愛い。ウォンバットの絵が可愛い。

 

 

 

AOI MOMENT


AOI MOMENT [ex.桜草] 『歓びの歌』 MusicVideo

ex.桜草 男女ツインボーカル

「歓びの歌」はDr.瞳さんから始まる。

音呼知新に出てくれた時から編成も変わり、実は名前が変わってからは私もまだライブを見れていません。

AOI MOMENT、日々の合間に潜む「アオイ瞬間」を歌う。

ブルー と言うと、マイナスなイメージが強い。憂鬱や悲しみ、どこか悲壮感を感じさせると言うか。

彼らの改名の話を聞いて思い浮かべた あお色 と言うのは、空や海のような、大きく広がる解放的なものを思い浮かべた。

AOI MOMENTとして初のMVが公開され、CDもリリースされて、ミナホの出演も発表された。

わたしは名前から、これから始まるAOI MOMENTの可能性を感じたのだろう。

Vo.徳永さんの描く文学的な歌詞が、ライブを通してわたしたちに語りかけてくるようなライブ、決して置いてけぼりにしない、ぱっと見だとクールで淡々としているように見えるかもしれないけれど、聴いている人たちの指針になってきてるんじゃないかな。

これからの希望を込めて、AOI MOMENTで締めです。16日。

 

 

 

と言うことで1日遅れですが16日に出演する5バンドの紹介でした。

気になったバンドの音源はYouTubeやそのほか音楽配信サイトをチェックしてくださいな。

 

明日で紹介ブログはおしまい!

読んでくださった方から、感想ブログ楽しみにしてます!と言われたのですが、毎日ブログ更新するのって大変なんだね.....!

感想ブログも、書きたい、けど、13〜17日わたしは携帯をぽちぽちする力を残せるのだろうか...!

#マンセム 8.15 DAY.3

ASR RECORDS×remi pre!

THE MAN IS ANTHEM

 

2018.08.15 DAY.3

 

出演

バニーブルース

The BEG

完全にノンフィクション

LONE

memento森

 

3日目に出演する5組を紹介しまーす!

 

 

バニーブルース


【MV】グールワルツオーケストラ /バニーブルース

グールグールワールツー!オー!オオー!オーケーストラー!

夏にぴったりなこのMVをひとまず見てくださいまし。

この日は、特にロック色の強い一日となっている。

よくもまあこんなゴリゴリのバンドばっかりこの日に集まったな。

タイムテーブルを考えるとき、どのバンドがトリでも、どのバンドがトップでも、どのバンドがどこにいても間違いないと思えるのは、まっすく一直線にロックをかましてくれている人たちばかりだからかな。

バニーブルースは、私の中で「ロックンロール」を体現しているバンド。

ギラついた兄ちゃんたちが、ギラついた音楽をやっておる。

彼らがファンダンゴで「踊れ!十三ナイト」というハッピーロックンロールナイトを作り上げていたころ、その前から見ているのだが、本当にたくさんの人に愛されるバンドになったんだな、と感じる夜が増えた。

曲調こそ変わってはきたものの、あの頃からかき鳴らしている想いは変わっておらず、彼らの魂がたくさんの人に届いていることが心から嬉しく思う。

15日、一発目からパーティーしようぜ!ってことでバニーブルースがトップです。

 

 

The BEG


【MV】The BEG - ハローグッバイ -

イントロで「ヒャアーーー!!」とテンションが上がり、リニスタ先生が「どうやら歩き過ぎたか」 と歌いだしたらば、モーーーなんでかわからんけどジョンジョロ涙が出てきてでも笑顔で「私の感情は一体どうなってしまったの?!」とパニックになることもしばしば。

間違いなく彼らのステージに「耳も目も全部、操られたくなる」でしょう。

The BEGのメンバーと道端ですれ違っても、知らない人なら絶対に目を合わせられない。怖いもん。こんなきれいに全員怖そうってそんなことある?

正直いまだにライブハウスですれ違っても「アッ おつかれさまです」とたどたどしくなってしまう。が!まっすぐでひねくれた人たちが鳴らしている音楽がわたしはたまらなく好きです。

ライブハウスでVo.イシカワさんとはよく顔をあわせていて、いつもわたしに罵詈雑言を浴びせてはケタケタ笑い、諸々の連絡事項を送ろうもんなら謎の単語(意味のわからなかった返答で人様に見せられるものだと「犬カレー」が一番意味がわからなかった)を返してきて私を混乱させる。この人脳みそどうなってんねん正気か、と心配していたのだが、こんだけええ音楽やってるんですもの私の心配などいらぬ。

Ba.ダンゾーさんが脱退ということでラストワンマンが8月31日に寺田町Fireloopで開催されます。マンセムも含め、残すところライブは3回。

お見逃しなく。

 

 

完全にノンフィクション


完全にノンフィクション / PROFESSIONAL IDOL

 最新のMVは「natsu-no-omoide」ですが、私はこの曲のサビのボーカル別所さんの振りがとっても可愛いので皆さんと共有したいなと言うことでこのチョイス。

マンセムではやるのかな、やらないのかもな。みんなと一緒にプロのアイドルしたいです。

完全にノンフィクション、はじめて音呼知新でお話した時はビビり散らかしており、話しかけられても「アッハイ…」と人見知りを爆発させていた。今ではすっかり打ち解けアレコレ人生相談もする仲になりましたが、当時の話をしたときに「印象めちゃくちゃ悪かった」と言われました。「本当にすいませんでした…」なんてことを今では笑って話出来る。

 

完ノンのライブ見てビール飲んでお祭り気分を味わって、やっと夏が終えられるのだ。

にも関わらず、完全にノンフィクション、今夏、ライブまだやってなくないですか?

6月15日を最後に、夏、してなくないですか?夏、はじまってなくないですか?

エモとセンチメンタルが混じり合った激情のライブ、見なきゃ夏じゃなくないですか?

花火もお祭りも海も恋も、なんにも夏らしいことしてない…ってそこのあなた。

8月15日、完全にノンフィクションであなたの夏を取り返しましょう。まだ間に合う。

 

 

LONE


LONE − マリッジグルー (Official Music Video)

大阪の核弾頭、LONE。

核弾頭ですよ。ミサイルとか魚雷とか、ドーンなるやつ。

ピストルで胸を撃ち抜かれたような!とか表現としてあるじゃないですか。

ちゃうちゃう、それもまたよし。しかしLONEは核弾頭なのだ。

LONEのライブ久しぶりだな~たのしみ~!

なんてルンルンでステージが始まるのを待って、SEが流れてきてワクワクは最高潮に!

いよいよライブがはじまる!LONEの演奏がはじまドーーーーン!!!ですよ。

私が吹っ飛んでなくなる勢い。衝撃でウオー!って拳をあげることもあれば、衝撃波がおさまらず棒立ちで圧倒的なライブにあっけにとられて30分が過ぎていくこともある。

ライブが終わった時に、「生きてる…」と感じることがある。フロアを飲みこむステージ、荒々しさはなく、激しいながらもどこか寂しさも隠れているような。生を感じるんだろうな、LONEの音楽から。

 

 

memento森


memento森『0.02mm』MV

15日のトリを務めるのは、神戸からの刺客 memento森。

音呼知新に出演した頃から、ギターが変わり、リリースを経て、また新しいmemento森と出会えたような気がする。

フロントマン宮地慧はとんでもなく不器用で真っ直ぐな男だ。

自分の想い・考えを言葉にするのが苦手な私は、彼のMCに何度も救われている。

無責任な肯定の言葉は、人を殺すと私は思っている。

彼はライブ中、そこにいる人を肯定する。

彼の言葉には、私には計り知れんほど大きな責任がある、と思う。計り知れんので、言い切れん。

しかしながら、彼の放つ言葉に生かされている人はたくさんいると思う。

ここで言う「生きる」と言うのは、「その人がその人らしく、自身を認め、自分として生きる」ということであり、単純な生命活動の話ではない。

例え私がいま死んだとしても、memento森で宮地くんが肯定してくれる限り私は死なないのかもしれない。なんて無敵モードになれたりする。

自分に自信がなかったり、色んなことに疲れた時、memento森のライブで得られる感情を大事にしていたいと思う。

どうか構えて見ずに、少しだけ心を開いて、いや、鍵だけ開けておいてください。

 

 

 

 

アー!また日付が変わってしまった!

ということで折り返し、一週間後の今日はマンセムも折り返し。

なんてことなの、ブログ書いてるだけでもうエモくなっちゃってるじゃないのよ!

 

 

明日は16日、4日目に出演するバンドの紹介をします。

明日は明日中に更新するぞ…!

#マンセム 8.14 DAY.2

ASR RECORDS×remi pre!

THE MAN IS ANTHEM

 

2018.08.14 DAY.2

 

出演

マンセムスーパー弾き語りエディション

南風とクジラ

月一

モケーレムベンベ

浅野毅と歌うヴォルケーノ

 

2日目に出演する5組を紹介しますぞー!

 

 

マンセムスーパー弾き語りエディション

f:id:mgg03:20180807183646j:plain
ソーハピーな弾き語りが決定!

2日目に出演するバンドのボーカルがトップからドドンと歌うぜ!

南風とクジラより、昭和のかほり漂う魅惑の平成ボーイみとうポイズン。

月一より、上質なベッド代表 男前ボーカリスト飯田泰千。

モケーレムベンベより、日々の憂いを歌わせたら右に出る者はいない 井澤聖一。

浅野毅と歌うヴォルケーノより、これが大人の色気か…!スタイリッシュアレンジャー浅野毅。

この4人が、なんと、お互いの楽曲をシャッフルしてカバー!

えっえっ、あの人があのバンドのあの曲を!?ってとってもわくわくしませんか?

実はわたしもまだ、誰がどの曲を演るか知りません。わくわくやー!

是非ともみなさまスタートからいらしてくださいね!

 

 

南風とクジラ

 
南風とクジラ 本能寺が変Music Video --Short ver--

広島から、昭和の香りを漂わせてやってくる とれたてピチピチ 脂ののった美味しいバンド!南風とクジラ。

平成生まれのみとうポイズンが歌うは、ロックンロールな昭和歌謡。爆音で日々の妬み嫉み・鬱屈とした気持ちをぶっ飛ばしてくれる。

日陰者のみとうポイズンはパリピからすれば悪党であり、普通の人からすれば彼はダークヒーローか、同じ場所に生きる私からすればみとうは紛うことなきヒーローであり、日陰で生きる者たちの光である。俺もお前も生きている。

先日みとうから、見知らぬ男性が道端で寝ている写真が送られてきて「流川には度々(酔い潰れた)人が落っこちている」と。大阪も広島もそんなに変わらないし、広島県民の彼と、大阪府民の私は、音楽と酒があれば分かり合える。そしてまた、私たちも落っこちている側の人間である。

 

 

 

月一


月一「グッドナイトミュージック」2018年3月25日@千日前star box

ようやく「月一って言う素敵なバンドがいてね!YouTubeに動画あるから見てみて!あっでもね!生のライブはまたまたかっちょいーの!ライブも来て!」って言える。言いまくろう。

野津さんからのプッシュでライブを観に行き「ひえー、こんなええ曲やってるバンド、私知らんかったんや…」と軽く落ち込んだ。

それもつかの間、あれよあれよと月一のグッドミュージックに励まされ支えられの日々が始まったのだ。

何度も申しているのですが、月一は例えるなら上質なベッドのような。

ああ今日もよくがんばった、しかしながらわたしを癒してくれるのは、そう、ふかふかのベッドだけ…。しかもこのベッド、上質なのだ。質が他より上なのだ。私を私のまま受け入れ、それでいて正しい体勢で眠れるよう導いてくれる。ああありがてえな上質なベッド…。

みたいな音楽やってるのが月一。わかりにくい。

 

 

 

モケーレムベンベ


[MV] モケーレムベンベ - キャパオーバー節

2017年度、私とともにアレコレやってきたで大賞受賞バンド、モケーレムベンベ。

音呼知新に4連続出演、更にプロモーションを経て、初の流通盤がタワレコ1店舗で100枚売上達成。浪漫だ。浪漫飛行だ。トランク一つだけで浪漫飛行へインザスカイ、飛びまわれこのマイハー!ばりにモケーレの音楽はマイハーを飛びまわっている。

人間性の問題です」がリリースされるとき、働いていたCDショップに届いたサンプルを一足先に聴かせてもらい「NAI・NAI 29」の「いつも間違い探しの正解は大抵一番下の隅っこでひっくり返って最初から見えてる」って歌詞にとても関心した。最初から答えがわかってることを、いやでも、うーんそれでも、って難しく考えてばかりいた私にこの曲が入って来るのはとても容易いことだった。

共感がその後の信用に繋がると考えている。

これ、わかるな。が些細なことであっても、彼らの音楽にはその後も信用できるそれが備わっているのである。

優しさが、柔らかさが、真っ直ぐさが、彼らの愛が聴く者の心を開いてくれるんだろうと思う。

いつだってそこにいて、そこで私達が見たい景色を見せてくれる。世界遺産だ。

 

 

 

浅野毅と歌うヴォルケーノ


wearable / 浅野毅と歌うヴォルケーノ MV

高校生時分の女の子って、年上のお兄さんに恋しがちじゃない。大学生の彼氏が欲し~!みたいな。

大学生になれば、おじさますてき~!結婚した~い!みたいな。

なんでかって考えたときに、自分と年の離れた異性と言うのは、自分が持ち得ないものを持っていて、それがとてもキラキラして見えるんではないかと。

大人の男の人が、小さい女の子かわいい、甘やかしたい。って思うのもそれだと思う。

私は年上の男性も小さい女の子も同世代の男女も全て愛おしいです。広義で私にないものを持っているから。

浅野毅と歌うヴォルケーノは、とんでもなくキラキラした、目潰しか!くらいの、もはやギラギラしたものを持っている人たちです。

悲しいかな、この日をもって浅野毅と歌うヴォルケーノは活動休止。

大人っぽさはわたしには備わっていないのだが、この音楽を聴いているときは少し大人になれたような気にもなったり。

これが最後ではないけれど、帰ってきたヴォルケーノはまたかっこよくなっているんだろうけど、私は今の浅野毅と歌うヴォルケーノをあなたに感じて欲しい。

この日はいっぱい曲やってもらおう。ね。

 

 

日付変わってしまったけど、寝るまでが今日だ。ってね。

本日解禁された「マンセムスーパー弾き語りエディション」

弾き語りの出演順は、当日じゃんけんとかくじ引きで決めたいな。

どう思いますか?(出演者の皆さんへ)

 

明日はDAY.3 8.15出演バンドの紹介ブログを更新するぞー!

5年近くCDショップに勤めてきて、しこたまコメント書いてきたのに、紹介するのいまだにめちゃくちゃ苦手です、すいません。

 

またあした!同じクオリティの私をお会いしましょう。

#マンセム 8.13 DAY.1

ASR RECORDS×remi pre!

THE MAN IS ANTHEM

 

2018.08.13 DAY.1

 

出演

Lahaha

理科室コーヒー実験ブレンド

gugaguga

シンガロンパレード

スキッツォイドマン

 

初日に出演する5組を紹介しますぞー!

 

 

Lahaha


Lahaha/メアリージェーン(Music Video)

めぁーりーじぇーん!

浪速の横浜、Lahaha!サマーを全身で感じてほしい。

Lahahaとの出会いは昨年9月に流通盤をリリースするタイミングで、星屑円盤社からプッシュを受け音源を聴き、ええやん!夏やん!夏嫌いやけどちょっと楽しなるタイプの夏やん!からのバラの妖精(Gt,イシハラレイさん)との邂逅。開港。夏の港からLahahaという船に乗って漕ぎ出そうぜ~!と言ったような感じであれよあれよと波に揺られたわけであります。

少し早い夏にさ、人の少ない海岸でさ、砂浜に座ってさ、ビールとともにギター弾いてさ、もちろん歌うのはLahahaの曲なわけ。潮風を受けながら「夏、キてんな~」なんてつぶやいちゃったりなんかしてさ。そんな私がどこかの世界軸には存在するわけ。

今私がいる世界軸では、ライブハウスで、ビールを掲げて「サイコー!夏してるぅー!」ってフィーバーする私が存在してるわけ。

13日の1番手がLahahaなのはね、マンセム、一発目から夏したいじゃん?そう言うこと。メーン?

 

 

理科室コーヒー実験ブレンド


【MV】風切り少年/理科室コーヒー実験ブレンド

ダルダル…ペダル…(魔法の呪文)

お芝居育ちの私は、このバンドと出会って世界が変わった。

「ライブと芝居、共存してるやん…!」

一本のライブでストーリーを成立させるツワモノ。30分で起承転結しっかりおさめてくる理科ブレはやはりすごいなと思う。

しかも、今シーズンで上演している「ウミガメ様Summer」この公演は今まで観てきた中でも、群を抜いてええストーリー。ずるい。

ドタバタシュールコメディかと思いきや、最後にぐっとくるシーンをしっかり魅せてくれる、ずるい。ずるい!

でなあ!芝居メインかと思いきや、前述した通り

「ライブと芝居、共存してるやん…!」

これだ。共存してるやんなのだ。

キャラ立ちしすぎているくらい濃いメンバーが、これまたかっこいい曲を演ってくれるのだ。

はー、お腹いっぱいです。30分でここまで充足感得られることないっすよ。

理科ブレ、どうか最初から最後(物販がはじまるまで)目を離さないでいてほしい。

プロです。

 

 

gugaguga


gugaguga「ツーシーターのベンチ」 Music Video

この曲、手挙げてワーイ!って感じでいつも聴いてるんですが、Cメロで急に泣く。

それまでめっちゃ笑顔やったのに、急に泣く。

メロディがポップでキャッチーゆえ、自分でも知らず知らずのうちに泣きメーターが少しずつ少しずつ上がっていき、ここ!ってところでメーターが振りきるようになってるのgugagugaの音楽は。(わたし調べ)

上に貼っているMVから、編成も変わってロック味が強くなっていますが、変わらず泣ける。

音呼知新を経て、タワレコあべのHoop店をテーマに作った曲を店舗限定で販売するスピード感もめちゃくちゃ好き。あの曲をやるとイントロでぼろ泣きする。

ボーカルのセレブ・ワダさんと、ベースのメガネ・ノリさんの二人とサポートメンバーで活動しているgugaguga。

メジャーデビューを目指して、本気出すそうです。今見とこ。うん。

 

 

シンガロンパレード


シンガロンパレード『UFO』【MV】

ノリにノっている、ノリつづけているシンガロンパレード。

圧倒的グッドミュージックに、一耳惚れすること間違いなし。

長身を活かして全身でベースを操る晨さん(かっこいい)、ナンバーワン百面相ドラマージョンさん(たのしい)、100万ドルの歌声を持つボーカルみっちーさん(うまい)。

躍動感・安心感・高揚感、五感を刺激されるシンガロンのステージから得られるいろんな感情の行きつく先は間違いなく多幸感。

「目が足りない」を30分間で何度思うことか、しかしご安心を、どこ見ててもだれ見てても楽しいライブを保証します。

ちなみに、シンガロンパレードのライブの無断撮影は×なので、ドライアイの方はライブ前にしっかり目薬指して、その眼にがっちり焼き付けてくださいね!

 

 

スキッツォイドマン


スキッツォイドマン / 「故人の言う事は絶対〜part.2〜」

お盆です。故人があの世からこの世に帰ってくると言われていますね。

ええ、はい、マンセムの初日のトリがこのバンドの理由ですね。

御存知の方には言うまでもない(というか上に貼ってるMVを見て察する方もいるか)と思いますが、はじめましての方に向けてね、紹介ブログですからね。

まず、メンバー編成を。

Gt.Vo.ワンダー久道(悪魔貴族)

Ba.captain.kt(故人)

Dr.紅蠍しゅう(女スパイ)

地獄で一番売れているバンドです。

みなさんなかなか普段の生活の中で悪魔貴族や女スパイを見かけることはないと思うのですが、その筋の方以外は故人を見ることもなかなかに少ないと思います。

この日は、ktさんを筆頭に、故人がたくさん集まる夜になることと思います。

迎え日であるマンセム初日にスキッツォイドマンがトリ。

御先祖様が無事南堀江knaveまで辿りつけるように、迎え火を焚きたいところですがそれは難しいので、スキッツォイドマンの音楽を目印に帰ってきてもらおう!

…えーっと、スキッツォイドマンの紹介ろくにしてない気がするな。

メンバーや見た目はビビットで「どんな音楽してるのかサッパリ想像できん…というか音楽を本当にしているのかも疑わしい…」という方もなかにはおられるのではないかと。

そう言う人にこそ見てほしい聴いてほしい!

めっっっっっちゃ渋い音楽やってはるんです。

ジャジーでパンク、ヒップホップもあり、地獄から来たのに、地上の最先端をゆく。そんなバンドです。

イベントフライヤーを見た叔母は、開口一番スキッツォイドマンのアー写を見て「KISSが出るの?」と申しておりました。KISSは出ません。

 

 

 

えー、濃いです。

初日からめちゃくちゃ濃いラインナップになってます。

夏でね、バテちゃってね、何食べても胃もたれしちゃうなーってひともね、いると思うんですけどね、

音楽ってどれだけ聴いても、胃はもたれないんですよ!すごくないですか!しんはっけーん!

 

初日のドアタマから、バッチバチにかましてくれるアンセムぞろいです。

期待して、安心して遊びにいらして。

 

明日は14日の出演バンドを紹介しますー!

シークレットバンドがいますが、そちらは一体だれが出るのか…どきどき

THE MAN IS ANTHEM #マンセム

マンセム開催にあたり、バンド好きな皆様にフォローして頂いて大変有難いのですが、フォローしたもののお前誰やねん、何者やねん、という(心の)声を多数頂きましたので、自己紹介のような、そうでないようなものをします。

 

 

 

 ASR RECORDS×remi pre!

THE MAN IS ANTHEM

 

通称マンセム。(主に私が使っている)(あまり流行ってはいない)

 

ASR RECORDSとは、大阪のインディーズレーベルである。

モケーレムベンベやスキッツォイドマン、RED EARTHなどが所属している。

イベントを挙行したり(伝説の放浪カモメツアー)、ASR RECORDS STOREでCD等の販売も行っている。

レーベルオーナーは知る人ぞ知る、カレーライスおじさんこと野津氏。

野津氏はメタルウォーリアーだが、今回のイベントタイトルとヘヴィメタルバンド「ANTHEM」は無関係である。(そのはず)

 

remiとは、吾輩のことである。

はじめまして~!大阪でライブ好きをさせていただいております、れみで~す!

お茶ならジャスミンティー、お水ならエビアン、ビールなら黒ラベル、喫茶店ではクリームソーダ。言わずと知れた、見かけ倒しの小食女です。

一人の時間、ぼけーっと天井を見つめて過ごすのが好きですが、気心の知れた友人と二人でダラダラ過ごしたりたまに真剣な話をするのも好きで、大人数でワイワイガヤガヤ謎のテンションで酒をあおるのも好きです。つまりはなんでもいいのだ。なんでも楽しめるし好きになれるのだ、ものは考えよう。

基本的にはポジティブなので、何か嫌なことがあってもポシュッとツイッターのTLを更新したらもう忘れていることが多い。またはそもそも嫌なことに気づかずに終える。

 

そんな私は、かつて黄色と赤のCDショップでインディーシーンを盛り上げるべく、せっせこやんややんやしていた私ですが、いまは都会のカウンターカフェでカフェラテを淹れたり、マグカップを洗ったり、食パンを温めたりしています。

 

 

ASR野津氏と、わたしの出会いは2016年4月。

音呼知新」という無料のライブイベントの第6回である。

寺田町のライブハウス Fireloopと、天王寺タワーレコードの共催イベントで、私はタワレコサイドのお手伝いで参加していた。野津さんはFireloopの店長さんだった。

その当時は、この先深い付き合いになるとも思っておらず、「よろしくお願いします~」程度の挨拶しかしておらず、「はい、よろしくお願いしますー」みたいな感じだった。正直あんまり覚えてない。

 

その後、当時の担当スタッフがオーストラリアに高飛び(留学)、「音呼知新は頼んだ」と大抜擢され、イベントを打ったこともない、ただのお客さんでしかなかった私は、右も左もわからずめちゃくちゃ不安になり、野津さんの元に出向いては「どどどどどどうすればいいですか…」と冷や汗を垂らしながらあれこれ教えてもらった。オファーの仕方もわからず、ただただ恋文のようなメールを送っていた。(これは今も変わっていない)

 

私がアルバイトをしていたのは、ライブに行くお金を稼ぐため という至極単純な理由であり、Fireloopに足繁く通っていたので 顔を合わせれば「音呼知新なんですけど!」と熱く語り合った。

 

1年に5回、年始と春夏秋冬バババーっとイベントを行い、打ち上げで文字通り打ち上がっては次の日に高熱を出す を繰り返していた。

 

そして野津さんはFireloopを退職、わたしもCDショップを辞め、

もう一度、あのイベントで築いてきたものを爆発させようじゃないか。

と奮起し、今回のイベントの開催が決まった。

 

 

THE MAN IS ANTHEM とは

あの人はアンセム(名曲)みたいな。

音楽好きなら、自分の一生のテーマソングみたいなものがあるでしょう?

それ(誰かのテーマソングになりうる名曲)がここにはありますよ。

というような意味合いのイベント名です。命名は野津氏。

私が考えた「蘇生」というイベント名はめちゃくちゃ不評でした。(野津さんからではない)

 

つまりは、

つまりはですよ、

 

そんだけ胸張ってオススメできるバンドが集まってるよ!ってことです。

 

そして、私はただの音楽好きですが、色んな縁でこうしてイベントを企画しているということがお分かりいただけたでしょうか。

 

イベントが終われば、私はまたライブハウスでビールを飲んでは「あああ~~~最高じゃああ~~~~」とはしゃぎ倒すだけの女になります。

今でもそうか。恐らくマンセムでも大体こうです、悪しからず。

 

 

 

 

 

もう一週間後か、はやいなあ。

 

文章に自信があるわけではありませんが、今日から、出演バンドの紹介を各日紹介していこうと思います。

鋭意執筆中。

ただ、音楽に詳しいわけではなく、フィーリング重視の人間ですので、予めご了承ください。

 

 

 

少しでも多くの方が、南堀江knaveで2018年のお盆休みを楽しく過ごしてもらえますように。

大山まき「〜飛び出せYouTube!アコメタル大作戦!〜」

 

 

大阪、狂気と激情の歌姫 大山まき

 

私が彼女に心奪われたのは、今からおよそ5年前。

2013年の8月、現SOCORE FACTORYがまだ南堀江ZEROだった頃に初めてライブに。

まきさんに出会ってもうそんなになるのか、私はあの頃まだギリギリ未成年だったのでお酒も飲まず人見知りをこじらせ、ビクビクしながらライブハウスで音楽だけを楽しんでいた。

初のライブでは声もかけられず、終演後逃げるように帰った。

 

もちろん物販に行く勇気もなく、YouTubeで動画を見ては「次ライブに行けるのはいつだろう…(ウズウズ)」と言った調子でくすぶっていた。

当時アップロードされていたMVはこれのみ。


あとこれ。ダイジェスト。

そんなに動画あがってなくて、「大山まき」で検索しても「大山まきば みるくの里」の癒し自然動画がほとんど。コスモス畑が綺麗。

 

ライブ会場には大人の男性が多く、10代(ギリギリ)の私は委縮も委縮、生まれたての小鹿よろしく、ぷるぷると震えながらはじっこで15分の転換時間を過ごしたものだ。

そんな私が酒を覚えたのもまきさんのライブ。

19歳最後の日にまきさんのライブに遊びに行き、そこで缶ビールをプレゼントしてもらい、0時になった瞬間にプルタブを開け、「にげえ~!大人はこれを美味しいっつって飲んでんのかどうかしてんな!」からスタートして今では立派な酒飲みに。

 

まきさんもYouTubeでの活動が活発になり、「アコメタル大作戦」なるものが始動しました。

ギター2本にカホン、そしてボーカルのアコースティック編成。名曲たちをアコースティックでメタルアレンジばちばちかましているこの企画。

さらにここにヴァイオリンが入ったりするのです。


このアコメタル企画をはじめたまきさんが初のクラウドファンディングに挑戦。

わたしもREC見学に参加させて頂いたのですが、リターンで1日見学ってコースだったので、休憩ほぼなし だだだっとレコーディングする形だったのですが

普段見れないところを見れてうれしい(^_-)-☆と言うよりは

アルバム1枚作るのにどれほどの精神力が必要になるか想像を絶するな…と改めて感じた。見てるだけだったのに疲れた。

 

このブログでも何度か書いてますが、CD1枚世に出すことがどれだけ大変なことか色んな人から話を聞いて知っていたつもりでしたが、実際その場にいるとまた違うわ。

作り手の気持ちは、なんとなく想像することは出来ても そちら側にいない限りわかれないもんだなと。

 

で、でな。

クラウドファンディングで何をしようとしてたかってな。

アコメタルCDの販売・そして無料ライブの開催

www.youtube.com

これですよ。見事目標金額達成

ツアー日程は以下の通り、

5/12大阪Arc
5/26東京RizM
6/15名古屋ハートランド
7/13金沢CAMPARI
8/4広島スマトラタイガー

という事で初日のArcに遊びに行ったのですが

 

超満員超盛り上がり、演者が流血するほどの気合の入ったステージ。

5年近くまきさんを好きでいて、最近タイミングが合わずなかなかライブに行けていなかったのですが、本当にたくさんの人に愛されているんだなと。

 

初めて見た時からまきさんはずっと変わっていなくて、どこに行ったってまっすぐで熱い女は人から愛されていて、そんな彼女に人として憧れていたので、あの日のあの光景は感慨深いものがありました。

 

YouTubeにアコメタル企画の動画も何本かあがっていまして、ライブの動画なんかもあがってますのでよければ見てよね。

ROCKの巨匠たちをアコースティックでおいしくペロリと

アレンジしているCDもリリースしてるよ。かっちょいいよ。

 

音呼知新を開催してきて、無料ライブを行う意義を何度も考えてきたのですが、まきさんと出会った時の事を思い出すとやっぱライブハウスに行くのって大変なことだった。

 

気になるけど、気になってるくらいじゃ友達も誘いにくいし、お金出して行きたくない、じゃなくて「無料」とうたっていることで「初めての人も気楽に来てね」に説得力が増すというか

 

いつだってやる側は「初めて」も「〇回目」も等しく大歓迎であることは間違いないのですが、

 

初めての人には来やすい心使いを、

いつも来てくれる人には普段の感謝を。

 

そんなものをチケット代無料は語っているのではないかと。

もちろんそれだけじゃないけど、今回は大山まきさんの記事なので割愛!

 

「〜飛び出せYouTube!アコメタル大作戦!〜」

 

間違いなく、初日は成功で終わりました、ね?

 

 

 

もうライブハウスも怖くないし、あなたを誘ってライブハウスに行くこともできます。

 

まきさんはどんどん強くなっていってるけど、わたしも強くなったのだ。うん。

大阪でまたまきさんがライブをするとき一緒に彼女からの愛をもらいに行きましょう。

 

 

ビッグラブ。終。

Emu sickSがCDを全国にドーンした話

Emu sickSというバンドがいて

私は大阪で生まれて19年間、1度も名前を聞いたこともなければ当然音楽を聞いたこともなかった。

小学生の頃はハロープロジェクトばかりを聞いていた。

中学生になってASIAN KUNG-FU GENERATIONが好きになって

高校生の間もずっとアジカンばっかり聴いてた。

時々BUMP OF CHICKENです。

ライブに行くようになったのは大学生になってからで

その時もひとつのバンドだけを追い掛けていた。

阪神戸東京仙台、このバンドならどこにでも着いて行けるぜ!

 

それがいまになっちゃもうライブにも行っていないし

会場限定でUSB音源をリリースしているらしい

と言うことしか知らない。別に嫌いになったわけじゃない。

いまだに曲も聴くし、聴けばワクワクだってする。

 

まあいいか、この話はまた今度にしよう。

 

 

Emu sickSに出会うのは、ライブハウスに通い始めてから何年か経ってから。

 

今の職場で働き出して、色んなCDを売っては

「こんなバンドおんねんな〜」と新発見ばかりだったのですが

Emu sickSに関しては

 

「500円のCDの特典でトートバッグつけんの?原価どないなっとんねん」

 

が初対面の感想だった。

もちろんこの時もまだ曲も知らなければメンバーの顔も知らなかった。

先輩に話を聞いてわかったのは、ドラムがやばいやつと言うことだけだった。

 

はじめてEmuのライブ見たのいつだったかな、覚えてないや。

はじめてメンバーとしゃべったのは

ミスタニスタと2ndLINEで対バンした日だったのは覚えてるけど

まあその日も楽しく酔っ払っていたのでどんな会話したかは覚えてない。

 

物販でおっきい缶バッジをもらって、嬉しくって

次の日から職場のエプロンにつけて出勤した。

あいさつ回りでやって来るバンドマンが缶バッジをみて

「お、16ビートだ」と少し嬉しそうに呟くのも何度も聞いた。

 

 

 

4年働いて来て、音呼知新を通してEmuと親しくなって、

ライブハウスと店舗限定でずっと売り続けてきたCD。

 

傍で頑張っている姿を見てきた(と思ってる)ので

初めての流通盤を出すにあたって、私はとても緊張した。

 

 

全国のシーデーショップに、Emu sickSのCDが並ぶんだぜ。

全国のシーデーショップで、Emu sickSのCDが買えちゃうんだぜ。

 

なんてこと!浪漫じゃん!

と言う気持ちと

 

並んでるだけじゃ、Emuのこと知らない人は買ってくれないよね

おっきく展開してもらえたら、少しでもたくさんの人の目に止まったら

店内放送で流してもらえたら、少しでもたくさんの人の耳に入ったら

みんながEmu sickSの音楽を知って、CDを買ってくれたら

もっともっと広まって欲しいよなあ、良い音楽やってるもんなあ。

でも、やっぱり、簡単な事じゃあないんだよなあ。

って一人で勝手にぐるぐるぐるぐるぐるぐる、

 

 

フラゲ日、発売日に「Emu sickS 夜明け前のジーニアス」で検索をかけまくっては

各店の展開の様子や「買ったよ~!」報告しているツイートを見て

いいぞいいぞ!この調子だぞ!売れろ売れろ!とそわそわした。

 

ベガスや欅などなど、いわゆるお店で「売れる」アーティストの中

お店の偉い人に「私が売るからおっきく展開させてくれ!」と

わがままを言ってぐりぐりねじこんでドドンと展開をつくった。

 

ナードマグネットの須田さんやknaveの倉坂さんや

モケーレ井澤さん、完ノン別所さん、FireloopのPA足立さん

Lambdaのアイカタさん、レベニー/the seadaysのくぼくん

ノンフィクションイイジさん、SAPPYのこたにゃんさん

いつテンつがしくんにアバウトのリョウジさんなど

たくさんの人からメッセージを勝手に貰う企画をしたり

んまー好き勝手インパクトあることしたろうと!

 

わたしは、音楽を言葉にして人にプッシュする力がない。

4年半働いてきておいて全然力がつかなかった。

ただ「ええ音楽なんです!」ってのを

勢いだけのおっきい字でドドーンとぶつけて

数うちゃ当たる精神で全曲紹介なるものを書く

いわば必殺技を身につけたのだ!

 

 

 

レジに立っている時、EmuのCDを買っていく人に片っ端から声をかけた。

 

大学生くらいの男の子がハイスタの「The GIFT」と一緒に

「夜明け前のジーニアス」を持ってレジにやってきた。

 

 

「Emu sickS、お好きなんですか?」と意気揚々と話しかけたところ

「いや、初めて聞きました。」と返ってきた。

 

 

 

 

 

「なんかおっきく展開されてたんで(笑)聞いてみたら嫌いじゃないなと思ったんで」

 

 

 

 

 

 

 

ンンンンンンンンンンンンンンンアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

俺はお前が好きダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

 

 

 

 

 

と言う気持ちをぐっとこらえて

「ライブもとってもいいので、気になったら遊びに行ってみて下さい!」

と伝えてお会計を終えた。

「どうも」と言って袋を受け取った彼が

お店を出るまでお辞儀をした。

 

 

あー、Emuを信じて展開してよかった。

彼がハイスタを買いに来たのが今日で良かった。

と心底思って、少しだけ泣きそうになった。

 

 

 

 

時は流れて1月27日です。

 

リリースしてから数カ月、Emuのライブは見ていたものの、

この日はずっと待ってた「夜明け前のジーニアス」のレコ発。

 

完ノンやらペペッターズやら仲良いバンドもたくさんで

スクリュードライバーも激安でまあ飲みまくっていた。

 

 

 

この日ね、ULTRA CUBでジョーザキも出てたんですね。

 

ジョーくんとEmuのライブ並んで見て

「最高や~」ってガヤガヤするのも久しぶりで

 

エーテルが始まった時に、急に

「わ、Emuリリースおめでとう」

って嬉しくなってしまって

ゴオゴオ泣いた。あんまり覚えてないけど。

 

 

 

初めての流通盤出しました!

リリース記念のイベントです!

今作の収録曲やります!

 

 

オメデトウ!!!!!アリガトウ!!!!!!!!!

が極まってそりゃ泣きますわ、許してくれ。

 

 

この日もベロベロだったのでメンバーともろくに話もせず

でも伝えたかったんです。!

 

リリースおめでとう、愛してるよ。ってことです。

 

 

 

福岡広島東京とリリースツアーは続きます。

3月には大阪でツアーファイナルです。

 

 

何が書きたかったのか、もはやここまで来るとサッパリですが

「みんなの街にEmuが来たその時は、ぜひともライブハウスまで足を運んでね」

ってところで着地しておしまいにしたらイイ感じなんじゃないでしょうか。

 

 

 

おしまい!ラブ!