ひとりごと

誰かに自分の話をするのが苦手です

キーボードを打つのがすき

小学4年生の頃、自分の小学校のパソコン室が開放されて

お昼休み6年生の教室の並びにある一室に訪れては

友達と「赤い部屋」を検索してキャーキャー騒いでいた。

私は結局赤い部屋を最後まで見たことはありません。

こわいもんねえ。

 

 

中学生になって、タイピングが人より早いことに嬉しくなって

休みの日には友達の家でずっとパソコンをいじっていた。

友達と動画サイトを漁ってはケタケタ笑っていた。

あの頃なに見て笑ってたんやろ。覚えてないや。

 

 

高校にあがって、情報処理の授業があった。

1年ではワープロ検定を取らされ

2.3年ではエクセルをなんやしていた。

エクセルにはめっぽう弱い。

当時はそれなりに飲み込みも早かったので

SUMやっけ?なんかその辺の計算式も網羅した。

あとなんか色々専門的なソレっぽいアレも勉強したけど

今になっては微塵も覚えてない。忘れるのって簡単だね。

 

高校生の頃は更に演劇部に所属していたので

創作脚本なんかも書いていた。

これがまた地獄であった。

なんとなーくで30ページ書き上げて提出して

部員全員がなんとなくて提出した本を一通り読み合わせして

「よしこれで行こう!」と選ばれた本の作者は

本番を迎えるその時まで延々と書き直しを強要されるのだ。

正直物語を書くのは苦手ではなかった。

けど好きでもなかった。

そもそも役者に当たることが多かったので

台詞覚えでいっぱいいっぱいなのに

部活の後残って顧問と打ち合わせをしながら修正入れて

アドリブを台詞に起こして、また少し訂正して。

帰るのが面倒になるくらい学校にいた。

 

脚本を書いていたお陰でタイピングは更に早くなった。

 

 

高校から大学までの間、ネットの友達が増えた。

顔も見たことない人たちと夜な夜なスカイプで通話をしては

チャットを叩いて会話を楽しんでいた。

毎晩毎晩なにを話すことがあるんだと思うけど

正直会話なんて覚えてない。

みんなが話をしている間、適当に相槌打って

適当にボケてツっこまれて、課題をやっていた。

大学で教職を取って、ワードで論文を書いて。

 

 

2年の前期が終わる頃、

なんやかんやで大学を辞めた。

 

特にパソコンを使うことはなくなってしまった。

高校入学祝いに買ってもらったWindowsVistaは

ポンコツになって動作がめちゃくちゃ遅くなった。

 

今のバイトを始めて、ライブに行くのが自分の生きがいになって

名古屋東京広島仙台、色んなところに足を運ぶようになった。

ホテルなんて泊まるほどお金に余裕はない。

移動も夜行バスなので寝る場所は特に求めていない。

シャワーを浴びたいがためにネカフェに入る。

漫画は読まない。読むのが遅いから単発で行っても読みきれない。

次に遠征するときに続きから読もうにも話を覚えていない。

 

パソコンを開いて、

メモを新規作成して

好きなバンドの曲を流して

ひたすらに歌詞を打つだけの時間を過ごす。

 

というのが私の遠征時のデフォルトだった。

 

打つのは早いほうなので

こうしてブログを書こうにも、

頭の悪さ、口下手さが勝ってしまって

自分の気持ちいいスピードでタイピングができない。

 

ゆえに、

歌詞を打つわけです。

 

何の意味もないねんけど

それが楽しかったわけです。

もうしなくなっちゃったけどね。

 

いまは、好きなバンドの曲を聴きながら

何の意味もないブログをこうして更新しています。

 

やることはたくさんあるんやけど

まああの、タイピングは生き抜きなので。

 

ネカフェに入って2時間が経つ。

3時間パックなのであと1時間。

 

残り1時間パソコン使わない。

さみしい、タイピングし納めです。

 

 

私はキーボードを打つのがすきです。

 

が、

 

文字を書くのもすきです。

 

 

手紙とか、ポップとか、そういうの、すき。

 

上手かどうかはさておき、すきです。

すきこそ物の上手なれ

よう考えたなこんなもん。

ずっと好きやけど一向にうまくならん。

そもそも文字書くのうまいってなに。

 

 

 

上手にならんでもいいや、

すきやから書いてるので、それでいいや。

 

 

えんぴつを買いました。

4Bのトンボのえんぴつ。

 

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絵を描く機能があったので使ってみた。

マウスで絵を描くのってむずかしいんだねえ!

 

4Bのとんぼのえんぴつを書く意味もない。

 

 

人は意味のないことをしたくなる生き物である。

知らんけど。